PDCAサイクル
~業務の効率化、できるの?~

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こんにちは。
ソフトブレーンチャイナ事務局です。
※本メールは弊社社員が名刺を頂いた方を対象に配信させて頂いております。

今回は「PDCAサイクル」についての内容を配信させて頂きます。

「PDCAサイクル」、お仕事をしている上で良く耳にする言葉になるのではないでしょうか?
「PDCAサイクル」を回していこう!と口で言うのは簡単ですが、なかなか実際に効率よくサイクルを回していくのは難しいですよね。

弊社では「ITツールを活用し効率改善をしていく」という取り組みをお客様と共にしておりますが
ITツールを活用する上での考え方、方法の1つである「PDCA」はやはり効率改善の為の重要な要素になります。

そこで今回は考え方、方法の1つである「PDCA」について、意味やメリット、デメリットなどをご紹介させて頂きます。
「PDCA」とは別に「OODA」などの方法もございますが、今回は「PDCA」にポイントをおいてのご案内とさせて頂きます。

【EDMメール材料①】.png

■PDCAの意味や特徴

「PDCA」とはご存知のように「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Action(改善)」の頭文字をとったもので、業務の効率化を目指す方法の1つです。日本では1990年代後半から良く使われるようになった方法で、計画から改善までを1つのサイクルとして行います。

もともとは品質管理の研究をしていたアメリカの学者によって1950年代に提唱されたものですが効果の高さから業務や事業の改善はもちろん、マネジメントの手法としても実用的です。
実際、品質管理の実績としてISO 9001と14001という国際基準にもなっています。
品質管理の段階から評価され、現在では多岐にわたる分野で活用できるフレームワークです。
目標に向けて行動するためには非常に効果的な方法です。

■PDCAのメリット

「PDCA」のメリットは多岐にわたりますが、ビジネスの場合は以下2つが代表的です。

  • 事業や業務を確実に改善していける

  • KPIやタスクを明確にできる

この2つのメリットの詳細をご紹介いたします。

◆メリット① 事業や業務を確実に改善していける

正しく使えば「PDCA」は事業や業務を確実に改善していけるフレームワークです。
論理的に仮説を立て、影響のある要素をきちんと分類して変化をさせていけば、確実に改善していけます。
ただし、論理的な仮説や要素をきちんと分類できていないと、このメリットは失われがちです。
「PDCA」を正しく使うにはロジカルな思考が必要になります。

◆メリット② KPIやタスクを明確にできる

KPIやタスクを明確にできるのも「PDCA」のメリットになります。
「PDCA」の1サイクルでやるべき事は明確になっているはずですし、ある程度取り組みの全体像やゴールも
明確になっているはずだからです。
それにより、部署やチーム単位で成果を出していくのにも「PDCA」は優れています。
逆にいうと、「PDCA」を回す目標やKGIが定まっていないなら、きちんと定める必要があります。
目標自体を定めるのが難しい場合、「PDCA」ではなく「OODA」などの方が適している可能性もあります。

※KGI:Key Goal Indicatorの略。企業が目指す最終的な定量目標(=数値目標)を意味しています。

※OODA:Observe(観察)、Orient(状況判断、方向づけ)、Decide(意思決定)、Act(行動)の4つの行動の頭文字をとったもの

■PDCAのデメリット

ビジネスにおけるPDCAのデメリットは以下2つが代表的です。

  • 陳腐化やPDCA自体の目的化が発生しがち

  • イノベーションを起こしにくい

それぞれについてご紹介いたします。

◆デメリット① 陳腐化やPDCA自体の目的化が発生しがち

意識していないと陳腐化やPDCAを回すこと自体が目的になってしまいがちな点が1つのデメリット

だといえます。PDCAは、基本的に時間をかけて繰り返しサイクルを回すことで地道な改善をしていく

手法です。


時間をかけているうちに自然消滅してしまったり、目標を見失ったままPDCAを回すこと自体を仕事に

思われてしまったりするリスクがあります。なぜPDCAを回しているのか、得たい結果を得られたかを

きちんと考えたり責任を持ったりする人が必須です。

◆デメリット② イノベーションを起こしにくい

イノベーションを起こしにくいのもPDCAのデメリットだといえます。端的にいってしまえばPDCAは

小さな改善を繰り返して改善していく手法で、前例や過去のデータから大きく逸脱する手法では

ないからです。いわゆる破壊的イノベーションをおこしたいといった目標があるなら、OODAを採用

するのが良いかもしれません。


【EDMメール材料②】.jpg

■PDCAサイクルで着実な成果を!

PDCAサイクルは特徴やポイントを理解して運用すれば、高い成果を出せる方法です。

上手に活用していきたいですね!


尚、数値の把握やチェックのステップで時間がかかっているならツールを導入する事で、効果が見込める

という事もご検討頂ければと思います。具体的なツールとしては、CRM/SFAが代表的です。多くの企業が

取り入れていることから、費用対効果も確かなものだと認識しております。

長くなってしまう為、今回は「PDCAサイクルを効果的に回すには?」はカットさせて頂きましたが

ご興味がある方は下記をクリックして頂ければご案内資料につながります。

参考までになってしまうかもしれませんが、ご紹介させて頂きます。


「PDCAサイクルを効果的に回すには?」はここから資料ダウンロード!!【CLICK HERE】
pdca.gif


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今回は「PDCA」について簡単にですが、ご紹介させて頂きました。

上記しております「PDCA」は効率改善の為の1つの方法です。

そして改善の方法だけでは、改善につながりづらい事も事実です。

大きな改善や改革にはもちろん手間ヒマがかかります。場合によっては痛みも伴うかもしれません。

そんな中で必要なのは「改善するんだ!」「改革するんだ!」という未来に向けた意思なのではないかと思います。

変化の多い中国市場においてはひょっとすると「PDCA」も高速で回さないといけないのかもしれませんが

今回ご紹介させて頂いた事が皆様の何かしらの参考になるようでしたら幸いです。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
どうぞ宜しくお願い致します。



ソフトブレーンチャイナ
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担当:山崎
TEL:186-2106-9110
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