今、注目を集めるOODAとは?
PDCAは時代遅れ?

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ソフトブレーンチャイナ事務局です。
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今回は「OODA」についての内容を配信させて頂きます。

今年も2ヶ月が過ぎましたが、その2ヶ月だけでも想像していないような変化が起きてます。
今の時代は様々な不確定要素により、大きな変化が起こります。
新型コロナや国際情勢などはビジネスにも綿密に関係しており、「どう変化に対応するか?」はビジネスにおいても重要な要素なのではないでしょうか?

そんな変化にあわせ様々な対応をしていく必要性が高まっている中で「PDCA」とは違った「OODA」というフレームワークが注目されております。
そこで今回は参考までではございますが「OODA」についての内容を配信させて頂きます。

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PDCAは時代遅れ?いま注目を集める「OODAループ」とは?
変化の激しい今、有効な業務の進め方として注目される「OODAループ」について、皆様はご存知でしょうか?

「いまいち使い方がわからない。具体例を知りたい」「PDCAはもう古いらしいが、本当にOODAに切り替える必要があるのか?」といった疑問を持っている方も多くいるかと思います。

そこで今回、「OODAループ」の使い方や具体例、メリット/デメリットなどをご案内致します。

【OODAとは?】
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OODAループとは、刻一刻と変化する状況で成果を得る為に、現在ビジネスシーンの多くで使われているフレームワークです。

PDCAと比べて状況への即応性に優れ、変化の早い昨今の環境で、チャンスを逃さない為に重要な手法と言えます。

元々は戦闘機による勝率を高めたアメリカ空軍の手法で、効果と汎用性の高さから多くの企業で採用されています。

より詳しくは以下に記載します「OODAループの4ステップと具体例」でご案内しますが
OODAループは以下4つのステップを繰り返す手法です。

Observe(観察)
Orient(状況判断、方向づけ)
Decide(意思決定)
Act(行動)


上記の流れで環境に即応して成果を出せる一方、OODAループは「自ら考え、動く個人を増やす(=自走できる組織)」という事に効果的でもあります。

ビジネス環境の変化の激しい今の時代で、成果を出せる行動と組織づくりが出来るフレームワークとしてOODAが有力という訳です。
もちろん、OODAという新しい手法を導入する以上、ハードルもあります。

【なぜ今OODAツープが必要なのか?】
今、OODAループが必要とされている主な理由は、以下の3つです。

┃①そもそもPDCAが万能ではない
PDCAは有効で実績豊富なフレームワークです。

しかし、OODAループにも当てはまりますが、PDCAはいつでも有効な万能のフレームワークではありません。

そもその、PDCAは品質管理や生産管理用のフレームワークであり、状況や前提が変らない中で最適解を見つけていくのに適した手法です。

しかし。昨今のビジネス環境は変化が激しく、PDCAだけでビジネスを進めていくのは難しくなっております。

「PDCAのサイクルを早めれば良い」という意見も良く目にしますが、スピード重視でより実績のある手法のOODAを採用する事も検討する余地があります。

いきないOODAを実践する事が難しければ、最低でもPDCAの簡易版とも言えるPDR(プレップ=準備、ドゥ=実行、レビュー=復習/検証)を採用すべきかもしれません。

もちろん、OODAループもどんな時でも有効というわけではなく、PDCAと使い分けられると理想的です。

┃②テクノロジーの進歩によるビジネス環境の激しい変化
今や当たり前に聞かれる事ですが、近年のテクノロジーの進歩によって、ビジネス環境の変化が激しくなっています。

記憶に新しい例として、スマホ決済市場の拡大があります。

以前はスマホ決済などではなく、現金を使った決済が当たり前でした。
しかし、現在では急速に拡大したスマホ決済が当たり前になりました。

それと同じく現在も様々な分野で変化がが激しくなっており、緊密な計画を立てるよりも、現状を見てすばやく判断し勝機を見出していく事が重要と言えます。

┃③AIやSNSの急速な発達
AIやSNSの急速な発達も、OODAループが現在必要になった理由です。

様々な業務について、人間がやらずともAIに任せれば良い時代となっていくのは間違いありません。
ただし、AIの応用範囲はあくまでも過去のデータが存在する部分のみです。

つまり、新しい領域ではAIではなく、市場や現場の動きを常に観察している人がOODAループを高速で回していく事が重要です。
OODAループによりスピード感がより求められる訳です。

また、現在はSNAによって誰でもリアルタイムに顧客の声が収集しやすくなっており、マーケティングの精度とスピードは増してます。

OODAループを使って市場に即応する競合企業に置いていかれないよう、自社でもOODAループをしっかりと回していく必要があるのかもしれません。


【OODAループの4ステップと具体例】

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上記した4つのOODAのステップを、コンビニエンスストアの経営者の例を交えて、ご案内します。

┃Observe (観察=みる)
まずは市場や顧客、競合などの対象を観察/調査する事から始まります。

現場の担当者自身が観察を行い、「生のデータ」を収集していきます。

良くあるObserveの例としては以下のようなものです。

● 24時間営業だが1~4時の来客がほぼない
● 他社が全国展開をすべく拠点を多数増やすという情報が出た


観察/調査する際に大切なのは「○○ならば○○だ」といった過去の経験を元にした常識に囚われない事です。

あくまでも、状況をありのままに受け入れる事が大切となります。

┃Orient (状況判断、方向づけ=わかる)
Observeで集めた情報を分析して、どういった状況が起きているのかを理解し、行動の方向性を考えます。

先の例なら、以下のようなOrientができます。

Observe:24時間営業だが1~4時の来客がほぼない
Orient:短時間でも閉店すれば人件費削減や生産性向上につながらないか?

Observe:他社が全国展開をすべく拠点を多数増やすという情報が出た
Orient:今、既存エリアが手薄になりシェアを奪うチャンスなのでは?

┃Decide (意思決定=きめる)
どういった行動を取るかを具体的に決めていきます。先の例なら以下のようになります。

Orient:短時間でも閉店すれば人件費削減や生産性向上につながらないか?
Decide:試験的に1ヶ月間1~4時まで閉店する

Orient:今、既存エリアが手薄になりシェアを奪うチャンスなのでは?
Decide:他社の既存エリアへのチラシ広告や飛び込み営業を実施

注意点としては、PDCAの「Plan」のように「何回も繰り返して最適解を得る」あるいは「コストを無駄にしないよう入念に」といった考え方をしない事です。
OODAループは、刻一刻と変わる状況へ即応で成果を出す手法です。

「最善と思える行動を即財に取って最大限の効果を」という思考でDecideしましょう。

┃Act (実行=うごく)
実際に行動する(Act)と共に次回ループのObserveもします。
行動すれば結果という名の状況の変化が起こる為です。

先の例では、以下のようなActとObserveが出来るでしょう。

Decide:試験的に1ヶ月間1~4時まで閉店する
Act:告知や従業員への説明をした後、可能な限り早く実行
Observe:人件費カットはもちろん、棚卸しなどを集中的に行え生産性がアップ。ただし、売り上げは例年と比較して5%下がった

Decide:他社の既存エリアへのチラシ広告や飛び込み営業を実施
Act:メンバーや期間を決めて即実施。大規模実施にするのに稟議が必要で時間がかかるなら小さく実行。
大規模にする説得材料を集める
Observe:成約率は高くなかったが、他社の影響が減っている確認が取れた

この例のように、OODAをスピーディーに回していけば、成果を大きくしていく事も可能です。
例えば、上の2つ目の例なら、次のループとしてリプレイスのキャンペーンを打つなどして攻勢を強めていく事も可能です。


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今回は「OODA」について、参考までではございますが記載させて頂きました。
「PDCA」も効果的なフレームワークではありますが、現在のように変化が激しくその変化に対応していく必要性が高まっている状況では「OODA」もまた効果的なフレームワークです。

そして、変化に対応する事に効果的なフレームワークという意味では、中国のビジネス環境において「OODA」は有効な手法なのかもしれません。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の内容が皆様にとって何かしらの参考になるようでしたら幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。

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