NXグループ、総合物流ソリューションを携えて2022年消費財博覧会に出展

✦

NXグループの創設は1872年に遡り、現在、世界48カ国の300以上の都市に700以上の拠点、2万人以上の従業員、350万㎡を超える倉庫がある。日本最大、世界トップ5の総合物流企業だ。

NXグループが1981年に中国市場へ進出してから、40年以上経った。積極的な市場開拓、安定した運営、完備された制度のもと、順調な発展を遂げ、利益は年々増加。北京、上海、広州を中心とした華北東北、華東華中、華南の3つの主要業務区域を設け、沿海～内陸、内陸～西部にかけて徐々にその範囲を広げ、全国の主要な輸送ハブを網羅した戦略構造をすでに形成している。

NXグループは長い経営の歴史の中で蓄積したノウハウと物流ネットワークを有しており、トラック输送、鉄道输送、海上输送、航空输送などの各種输送手段を活用し、絶えずお客様のために世界各地を結ぶ複合輸送サービスを提供している。輸送貨物の特性を理解した上で、輸送手段、距離、数量、コスト、環境及びリードタイムなどのあらゆる要素を結びつけ、安全で確実に貨物を目的地まで届けると同時に、ますます複雑で多様化する顧客ニーズを細部まで満たすことが、物流からカスタマーサポートまでカバーするNXグループの多彩な輸送モデルの特徴である。

2022年、新型コロナウイルスが依然として世界中で蔓延している中、NXは常にお客様へ持続的・安定的・効率的な物流サービスを提供することに注力している。今回の消博会では、NXが構築した世界のサプライチェーンの急速な変化に対応する物流供給ネットワークを展示する。

ビジネスのグローバル化が進む現在、原材料調達から販売までの全工程における最適化されたサプライチェーンの構築と見直しは、各企業が直面している重要な課題となっている。NXグループは最適な拠点体制と輸送配送ネットワークの迅速な分析に基づき、高性能ソリューションの提案と世界各地の物流プラットフォームを利用して物流サービスを提供するなどの方法を通じて、お客様が直面している物流の課題に完璧に対応することができる。

2019年末に新型コロナウイルスが発生して以来、サプライチェーンが大きな影響を受ける中、NXはサプライチェーンの完全な持続性を維持することを使命としている。複数の輸送手段を活用し持続可能な物流サービスを提供する。

国際鉄道を航空輸送の代替品として利用する。新型コロナウイルスの影響で、多くの旅客航空機が減便又は運休し、旅客機運航数の影響を受けやすい空輸貨物が大幅に減少。貨物輸送専用の中欧班列(国際鉄道)は旅客の影響がないため、正常に出荷されている。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、中国国内のトラック輸送は長距離走行ができず、鉄道輸送のLTは航空の4~5倍だが、海運の半分に過ぎない。2021年、NXグループの中欧班列を利用したユーラシア間往復便の出荷は3200 TEUを超え、前年より100%以上増加した。

西部陸海新通路は重慶を運営の中心とし、甘粛、貴州などの中国内陸の各省・区・市をカバーし、広西北部湾から海に出て国際海運へ接続、シンガポール、香港などの国際航運の中枢を通じ、重慶-欧州国際鉄道などの中欧、中央アジア、および新たに開通した中国-ラオス鉄道の通路へ通じ、中国内陸に最も近いSEA＆RAIL通路とアジア-欧州、東南アジア間の国際中継SEA&TRUCK通路を構築した。これらにより、中国と各国間の経済貿易往来と交流協力の発展を促進する。

中国始発便の運休・減便に対する代替案。上海から東京までは海上輸送、東京着後は航空混載の方法を用いて引き続き輸送。メリット：始発、到着と中継地はいずれもNX CFSのオペレーションで、高品質の輸送を保証する。

医薬品物流は人類の健康と生命にかかわる物流事業である。そのため、製造段階だけでなく、医薬品の保管、輸送過程においても、厳格な品質管理を守らなければならない。その上で、災害時のBCP(事業継続計画)対応を含めた持続的な安定供給も欠かせない。NXグループは2021年から上海、香港などにGDP基準を満たす医薬品倉庫を相次いで設立した。

また、NXグループは独自に開発した電源不要の温度制御ボックスがあり、各種温度区間(-20℃~25℃)を72時間以上維持し、輸送段階での温度損失を防ぐことができる。

医薬品サプライチェーンにおける調達、製造、販売業務に関する一連の物流プロセスを一本化した品質管理を行い、輸送温度の管理不行届きなどのリスクを回避するほか、輸送配送車両の往復使用という新しいモデルを構築するなどの手段で医薬品物流全体を最適化している。医薬品の物流を確保することは患者の生命を保障することにほかならない。これはまさにNXが日々物流品質を追求し、安全で信頼できる医薬品物流供給ネットワークの実現を堅持している理由である。