そこで、今回は「プロセス管理」についてご案内させて頂きます。
以前、中国では営業面での「プロセス管理」へは否定的な意見が多かったように感じております。
ですが、「新規顧客開拓」同様に最近では「プロセス管理」もやっていかないとというように変わってきているように感じております。
これもやはり中国市場においてのビジネス環境の変化が原因になっていると思われます。
日本でもそうでしたが、ビジネス環境の成熟にあわせて「やるべき事をしっかりやる」という流れが中国でも強まっているのではないでしょうか。

以下、あくまで一般的なお話になってしまうかもしれませんが、何かしらの参考になるようでしたら幸いです。

ビジネスで結果を出す為、「プロセス管理」の重要性も高まっております。
「プロセス管理」を行う事で、結果を改善する事やプロジェクトのボトルネックを明らかにする事が出来るからです。

「プロセス管理」は、どのような活動を指すのでしょうか？
ここでは、「プロセス管理」の概要を明らかにすると共に、「プロセス管理」の方法や注意点などをご案内させて頂きます。

┃ プロセス管理の対象となる業務

「プロセス管理」の主な対象は、発生頻度が高い定型業務です。
定型業務というと事務作業などをイメージしがちですが、広義では営業活動も定型業務に分類されます。
成約までの基本的なプロセスがある程度決まっているケースが多いからです。

◆成約までのプロセス
1、見込み客の獲得
2、見込み客の育成
3、アポイント獲得
4、商談
5、クロージング
6、成約

ケースにより具体的なプロセスは異なりますが、営業活動全体で捉えると以上の流れが主だったものではないでしょうか。
おおよその流れが決まっている業務は、「プロセス管理」の対象になりえます。

「プロセス管理」では、業務をプロセスに分解して問題点を明らかにします。
問題点は、ボトルネックと言い換える事も出来ます。
ボトルネックは何かしらの理由で進行の妨げになっている箇所です。
全体に悪影響を与えている問題点を把握出来る事も、「プロセス管理」のメリットです。

今回は「プロセス管理」について、参考までではございますが記載させて頂きました。
弊社では営業ツールを多くのお客様へご提供させて頂いておりますが、営業プロセス管理への関心、そして取り組みは年々増えてきております。

結果を出す事が難しくなってきている昨今だからこそ、やるべき事をしっかりやっていくという中で「プロセス管理」もまたその必要性が高まっているのかもしれません。
尚、「プロセス管理」と言っても業界やビジネスモデルによって違いがあるかもしれません。
ですので、今回のご案内が当てはまらないという方もいっらっしゃるかとは思いますが、あくまで参考として記載させて頂きました。
今回の内容が何かしらの参考になるようでしたら幸いです。

長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。